今回は、「徹子の部屋」(ABCテレビ)に、映画「テルマエ・ロマエ」の原作を描いた有名漫画家 ヤマザキマリさんが出演されました。
番組では、ヤマザキマリさんのお母さんの事や、イタリアの事で話されています。
そこで、 ヤマザキマリさんと母親の親子関係は実際どうだったのか気になり調べてみました。
そして、なぜイタリアに移住したのか?生活されているイタリアの家族も調べたので、皆さんも一緒にぜひ確認してください!
では、どうぞ♪
ヤマザキマリさんと型破りな母親の親子関係は?
まずは、ヤマザキマリさんとお母さんとの関係について、調べてみました。
現在、イタリアにご家族と住んでいるヤマザキマリさんですが、日本を行き来したり、今までもボーダーレスに世界を飛ばれていました。
そしてヤマザキマリさんの著書やインタビューなどを見ていると、波瀾万丈の人生に物事の捉え方が既成概念などに捕らわれず大きく物事を観れる方なのかなと思いました。
そんなイメージのヤマザキマリさんですが、やはり母親の影響はあったと思います。
どんな母親なのか?
ヤマザキマリさんのお母さんの名前は、山崎量子さん(2021年時点で87歳)。
山崎量子さんも、波瀾万丈な人生を歩み、気丈で型破りな強く生きた女性でした。
現在は、レビー小体型認知症とパーキンソン病を患っており、実家のある北海道の病院で入院されています。
元々は、神奈川県の裕福な大家族で生まれましたが、何気なく習わされていたヴァイオリンが音楽との出会いであり、この先の彼女の人生を決定づけるものでした。
27歳の時、父親の勧めで勤めていた会計事務所をなんと勝手に辞め、知り合いも助けてもらえる人もいない北海道に単独で行き、札幌で出来たばかりの札幌交響楽団に女性楽団員1号として、音楽人生をスタートされたそうです。
もちろん、実家ではかなり怒りを買ってしまい、半分勘当状態だったそうですが...
そして、その札幌交響楽団の指揮者と結婚し、ヤマザキマリさんを生みますが、不幸なことにその後すぐに父親は亡くなっています。
シングルマザーとなった山崎量子さんは、戦後のまだ影が残っている時代に、家族を養うためと、大好きな音楽を続けるため、その選んだ道は正に波瀾万丈な人生と言える生き方をされてきました。
そんなヤマザキマリさんのお母さん 山崎量子さんの型破りなエピソードは数多く、
- 子育てしながら、北海道各地へバンを運転して、子どもにバイオリンを教えに行くというのも向こう見ずすぎる。
- 大自然が好きで、泳げないのに川に入っていって流される。
- ペット禁止の団地住まいなのに、拾ってきた犬を堂々と許可を求めて飼い始める。
- サウジアラビアに海外赴任していた再婚相手の母親と同居し、その夫と離婚後も義母と一緒に暮らす道を選ぶ。
なんだか、面白いお母さんですね。
そんな、型破りな母親に育てられ、影響を受けないわけがないと思います(笑)
では、ヤマザキマリさん自身は母親 山崎量子さんとの関係は、どう考えているのでしょうか?
親子関係について
ヤマザキマリさんは「婦人公論.jp」のインタビューで、こう仰られていました。
私と母は果たして良い相性なのかというと、決してそうだとは思わない。
もし母が、私の学校の同級生であったとしても、友人関係になっていたかは怪しい。
私が14歳で欧州に一人旅に出たのも、17歳からイタリアに留学してしまったのも、基本的には母と離れたかったという動機があったからだ。
引用元:婦人公論.jp
これを読んだときは、少しビックリしました。
なぜなら、ヤマザキマリさん自身は雑誌やWEB、著書でよく母親のエピソードなどを話していたので、てっきり仲が良いものでと勝手に思っていました。
そして、理由も話してます。
母はどんなに逞しくても、もともと裕福な大家族育ちという安定した基軸がある。
しかし、私は子どもの頃から頼れる人間を持たず、常に社会を斜めに見ながら大人になってしまった厭世的な人間だ。
合うわけがない。
でも若いうちからあえて母と距離を取ったことで、価値観や物事の考え方がどんなに違っても、それぞれ誰に頼るでもなく自分の人生を開拓してきた身として、性格は合わなくてもお互いに良き話し相手でいられた、というのはある。
引用元:婦人公論.jp
元々の生まれや育ちが違うが、波瀾万丈で気丈に生きてきた者同士でしか分からない事もありますよね。
母親と子の関係と言うよりも、お互いが一番の理解者でもあったんではないでしょうか?。
ただ、現在は冒頭にお伝えした通り山崎量子さんは、レビー小体型認知症とパーキンソン病を患っており、以前の面影はなく、ヤマザキマリさん曰く知っていたどの母の姿とも違う、心休まる穏やかな光景でどんどん表情は柔らかくなってきていると話していました。
変わっていく母親との関係性も、今までとは違う母と娘として今後変わっていくかもしれませんね。
ヤマザキマリさんはなぜイタリアに?
では、今のヤマザキマリさん自身について調べました!
もう皆さんご存じの通り、現在はイタリアに住まわれていてご家族もいらっしゃいます!
ただ、なぜヤマザキマリさんはなぜイタリアに住むことになったか?
それは、今のご主人がイタリア人でイタリアに住んでいたからです(笑)
ただ、普通でしたらいくらご主人がイタリアに住んでてもおいそれと移住するのは難しいはずなんですが、ヤマザキマリさんの場合、海外に行かれたのが14歳の時で、ヨーロッパ旅行に予定で行けなくなった母の代わりに行ったのが最初でした。
それから、17歳の時に高校を中退して、イタリアに好きな絵を学びに、フィレンツェのイタリア国立フィレンツェ・アカデミア美術学院に入学されています。
さすが、母親譲りの破天荒さです。
それから11年間、そこで生活されていたのでイタリアに移住しても問題が無かったのですね。
ただ、結婚されてからご主人の仕事の都合で、シリアのダマスカスや北イタリア、ポルトガルのリスボン、シカゴを転々と移り今のイタリアのパドヴァに落ち着いたそうです。
うん、THE波瀾万丈です。
ヤマザキマリさんのイタリアの家族は?
ヤマザキマリさんの家族についてですが、現在はご主人と息子さんの3人家族です。
ご主人の名前はベッピーノさん、息子さんはデルスさんです。
ただ、息子さんのデルスさんに関しては実は現在のご主人ではなく、ヤマザキマリさんが27歳の時に、付き合っていたイタリア人の詩人の彼氏との間の子供となります。
そのイタリア人の詩人とは、デルスさんが生まれた時に別れたとの事です。
その後、ひたすら怒涛のシングルマザー時代を送り、35歳の時に現在のご主人と結婚されました。
このご主人ですが、なんと14歳も年下で現在は文学研究者をされています。
そして、プロポーズもご主人からだったようで、ヤマザキマリさんが日本にいる時に国際電話で「ボ、ボクと結婚してくださいっ」と、切羽詰まった声でプロポーズされたようです。
なんとも、ご主人が可愛らしいですね(笑)
そして、息子のデルスさんですが現在はハワイの大学に行っており、エンジニアを目指しています。
まとめ
- ヤマザキマリさんと母親の関係性は、親子というよりも同じシングルマザーとして歩んできた〝良き話相手〟
- 母親は型破りな性格で、仰天エピソードがたくさんあるが、ヤマザキマリさんも型破り。
- イタリアには、現在のご主人と結婚し定住。
- 家族は、ご主人と息子の3人家族で、息子は現在ハワイ。
今回ヤマザキマリさんと母親の親子関係は実際どうだったのか、そして、なぜイタリアに移住したのか?生活されているイタリアの家族について調べましたが、いかがだったでしょうか?
今も、日本とイタリアの行き来をされていて大変でしょうが、また面白い漫画を期待しています!
最後まで見て頂きありがとうございます。
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